- 防風林ナビ>単管パイプ三脚による吊り上げ装置>三脚で使用できる吊り上げ装置
- 設置や移設や容易な簡易的な吊り上げ装置では、チェーンブロックの他ハンドウインチ等を用いることが出来ます。使用頻度や他用途への利用。価格や操作性を考慮して選択することができます。
但し、重量物の取扱いは大きな危険が伴うため、単に引き方向の能力だけでなく、止める(ブレーキ)、緩める方向の性能も重要となります。
・主な吊り上げ装置
三脚での使用では、基本的に電動の吊り上げ装置を使用することができません。
・チェーンブロック
吊り上げ重量に対して費用対効果高い装置。基本的に縦(垂直)方向への吊り上げ用途で使用する。本体から操作用のチェーンが垂れ下がっていることから、本体を高い位置設置し、垂らしたチェーンで操作できます。
横方向や斜め方向では使えないことがないが、チェーン操作が行い難く縦(垂直)方向専用の装置。本体重量が割と重い。
・レバーホイスト
基本構造はチェーンブロックに似ているが、操作部が本体レバーのため本体に手の届く範囲でのみの作業になる。
縦(垂直)方向のだけでなく、横方向や斜め方向でも使用でき、小型(吊り上げ重量が少ない)ものでは安価なものからある。求める性能と他用途の兼用を考慮すると費用対効果が高い装置。
・チルホール
吊り上げ重量に対して高価な装置。
チェーンの代わりにワイヤーを使用し、縦(垂直)方向、横方向や斜めなど方向を選ばすワイヤーの長さの分まで引くことができる。
操作部が本体レバーのため本体に手の届く範囲でのみの作業になる。チルホールの類似品であれば安価な製品も市販されている。
・ハンドウインチ(ラチェット式)
1トン引きとしては最も安価な装置。引きと戻しの作業で手間が大きいが、引き能力に対して軽量かつ安価。基本的に横方向や斜め方向の装置。
吊り作業では致命的で緩める方向での操作が出来ないため、一方通行となり安全に使用できる用途がかなり狭く、吊り上げ装置としては不適切。重量がないが抵抗の大きいアンカーや杭の引抜などで使用できる。
・1トン引きでの装置の費用
・チェーンブロック 6,000~13,000円程
チェーンの長さ(抑揚長さ)やブランドで大きな差があります。
・レバーホイスト
7,000~10,000円程
・チルホール
750kgワイヤー付き 70,000円~
類似品 16,000円程
16000kgワイヤー付き 120,000円~
類似品 24,000程
メーカー物(チルホール)がかなり高いが、類似品を探すと安価な物もある。
・ハンドウインチ(ラチェット式) 3,000~
ホームセンターでも広く市販され、安価かつ入手し易い。
吊り上げ装置
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・チェーンブロック
最も一般的な吊り上げ装置。本体重量が重い。本体を上部に設置し、垂れ下がったチェーンで操作でき、吊り上げ下げに勝手が良い吊り上げ装置。・レバーホイスト
基本構造がチェーンブロックと同じだが、軽量なため扱い易い。操作部(本体レバー)に手の届く範囲でのみ作業となり、安全に使用できる用途が限られる。 -
・チルホール
林業でも使用する手動式のウインチ。高価だが縦横斜めに対応し、緩め方向にも動作するため、吊り上げにも流用できる装置。緩める動作もできるが、緩め動作は向かない。
操作部(本体レバー)に手の届く範囲でのみ作業となり、安全に使用できる用途が限られる。 -
・ハンドウインチ(ラチェット式)
安価で引きの強いウインチ。
操作部(本体レバー)に手の届く範囲でのみ作業となる。
強力な動作は引きのみに限られ、緩める方向で動作しないため、ゆっくりと下すことが出来ないため重量物には使用できない。
重量がないが抵抗の大きい杭やアンカーを引抜くなどに使用が限定される。
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